手術から3日目。
まだ、あんぱんまんは眠っております。
22日に病院より
電話を頂きましたが出られなくて
慌てて折り返すと医事課の方から
限度額認定証のことでした。
21日朝、病院から帰宅後
くってけが有給休暇をとっていましたので
心細く、一緒に行動してくれるように
頼みました。
くってけ、仕事の事で
少し時間がかかるというので
区役所で待ち合わせをすることになり
私は先に家を出ました。
区役所へ行ったのは
協会けんぽの限度額認定証を取得するための
住民票の取得です。
（マイナンバー入り）
書類を書き、手続きをすませて
待っておりますと
私の持っている番号が呼ばれました。
あんぱんまんとは住所が同じですが
別世帯になっています。
（一度住所を移し戻る時の選択で）
そうなると、私が身分証明を提示しても
簡単には取得出来ないのです。
1度目は一筆書きました。
また、番号が呼ばれ
やはり、直ぐに渡すことは出来ない規則なので
午後からの配達になるそうです。
留守にしていても良いのですが
「出来ればご在宅をしていて欲しい」と言われ
発行手数料を払って区役所を後にしました。
この時、くってけは区役所に到着しておりました。
くってけと区役所を後にして
あんぱんまんが通う精神科へ
書類を取りに行きました。
精神科へは、朝電話で事情を伝えてあります。
区役所から精神科へは地下鉄を乗り換えるか
乗り換えせずに最寄り駅から歩くの選択
歩くを選択して
くってけと話しながら歩いていましたが
景色が変？
（10分ほど歩いて）
くってけにこのままで大丈夫？と聞くと
反対だったと言います。
2人で同じ道を引き返し無事に到着。
私がイメージしていた精神科とは全然違います。
若い女性が次から次に来院。
（美容室へ来ているような感覚です）
こんなに病んでいる人が多いのかと思うほどです
待合室は椅子が所狭しと並んでおり
目の前に診察室が数カ所あり
受付時の番号が表示されると診察室へ入ります。
私は書類の受け取りだけなので
傷病手当の金額300円（3割負担）を支払いました
午後、家に着いて
くってけが「こたつ」を出してと言います。
こたつ布団を干し
部屋を掃除して、こたつを整え
少しするとチャイムが鳴りました。
区役所の人、割と早い時間だったなと思って
玄関に出ると
2人の警察官が立っておりました。
「ちょっと、よろしいですか？」
「はい。」
「中に入ってもよろしいですか？」
「はい、どうぞ」
「あんぱんまんさんのお宅ですか」
「はい」
「あんぱんまんさんはご在宅ですか？」
ここから、昨日の深夜に搬送してもらい
今朝、未明に手術を行ったことを説明。
きょとんとしている私に
「実は通報がありまして」
「あんぱんまんさんが昨夜、ネットでやり取りしていて 途中で応答がなくなってしまったそうです」
「通報があると、調べないといけませんので
お邪魔しました」
お巡りさんは以前テレビドラマで放映された
「ハコヅメ」ご存知ですか？
それを思い出しました。
若い女性のお巡りさんとちょっと年配の男性のお巡りさん
私から話を聞きながら、無線で本署と連絡を取っているのが聞こえます。
あんぱんまんを発見した時の様子
あんぱんまんの部屋の様子
男性のお巡りさんが言葉で報告するより
写真を撮った方がわかりやすいと言うことで
男性のお巡りさんがあんぱんまん役になり
寝っ転がって、女性のお巡りさんがスマホでパチリと撮影。
（私に発見時の状態を聞いて再現しています）
部屋の様子も撮影。
スマホが女性のお巡りさんのベルトに繋がっているので男性のお巡りさんが部屋の写真を撮る時に
女性のお巡りさんは引っ張られていました。
まさしく、「ハコヅメ」の一場面と同じです。
何度も繰り返し聞かれて
そのつど、本署に無線で連絡
通報した方に入院した事を告げて良いか聞かれました。
「大丈夫です。全部伝えてください」
「全部は個人情報がありますので入院している事だけ伝えます」
「次に」
え？まだあるんですね・・。
「こちらのお巡りさん（女性）に家族構成を
名前と勤め先と連絡先を教えてください」と言われ
段々と家の中に進んで来られ
くってけが寝っ転がっているのも丸見え
くってけ、お巡りさんを無視。
時間にして40〜50分くらいでしょうか
今回は事件性がないのでこれで帰りますといって
帰っていかれました。
その後に区役所の配達の方が
書類を届けていただき、疲れた1日となりました。
あんぱんまんのスマホには
たくさんの着信がありますが
触ることはNG
心配して下さっている方々に
ここで御礼申し上げます。
（たぶん、伝わりませんが・・）
悪い事ばかり考えてしまい
目が冴えてしまっています。
ひとりで部屋に居ると涙が流れています。
私が代わってあげられれば
これから楽しい事がたくさん訪れる年齢です。
起きてくれるでしょうか。
後遺症はどんな程度でしょうか。
考えても仕方ないのですが
私がもっと、目を向けていれば
今回の惨事は防げていたはずです。
あんぱんまん
来月はあなたのお誕生日です。
プレゼントは何がいいかなぁ
お祝い出来るかなぁ
私の職場の方にも迷惑をたくさんかけています。
とても、気を遣っていただき
本当に申し訳ないのです。
職場ではいつものように
笑っていようと決めました。
その分、1人になった時に泣いています。
状況は、かわりませんが・・
そんな私を見ても
くってけは何も言いません。
動じないのが くってけなのです。
食べないとダメだからと 仕事帰りに
たくさんお野菜のお裾分けをいただいたり
カステラ、ランチパックがぎっしり詰まった紙袋
をいただきました。
くってけと2人で消費するのは大変かも
（体重増えたらどうしよう）
あんぱんまんの歌が浮かびます。
なんのために 生まれて
なにをして 生きるのか
こたえられない なんて
そんなのは いやだ
今を生きる ことで
熱い こころ 燃える
だから 君は いくんだ
ほほえんで
今は 笑っている あんぱんまんに会いたい
23日夜
ドーンという音が聞こえ
ベランダに出ると
名古屋港の打ち上げ花火でした。
きれいに夜空に放たれています。
