我が家では、現在 介護問題はありません。
母の最期の数年
近くに居て、気づいたことがあります。
これから、リフォームされる方にお役に立てることがあると良いのですが。
自分の近い将来の介護にどう向かい合うのか
子どもは、あてに出来ない(あてにならない)
ひとり、静かに自宅でと思うのですが・・・。
理想と現実とではね。
コロナ禍でいつ、自分が命を絶つことがあるかもしれません
年齢に関係なく、終活を始めることも視野にいれなければならないなと
思う日々(忘れている時間の方が長いですが・・・)
今回は数年前に行ったお風呂のリフォームのお話です。
結論からいいますと
介護のためのリフォームでしたが
役に立たなかったのです。
リフォームに求めたもの
- 浴槽が深く、またいでお湯に入るのが大変
- 体を洗う場所が狭い
- 冬の寒い時期、年老いた親が暖かい浴室に入ることが出来るようにしたい
以上の3点でした。
リフォーム後
- 24時間換気
- 暖房機能
- 手すりをつける
- お年寄りでもひとりで湯舟につかれる
- 洗い場の水はけが良い(滑らないように)
ドアを開けて、直ぐ右手に手すり
左手に浴槽
浴槽周辺に手すり3か所
洗い場に介護用の入浴椅子と浴室に滑り止めマットを敷きます。
必要に応じて購入したのですが
介護保険を使い月々使用料を払うことも可能です
問題が山積みでした
- 入浴の時に、滑り止めマットが動いてしまう
- 浴槽が多きすぎて、溺れかけてしまったことが2回
- 手すりはあるのですが、力の弱い老人には危険がいっぱい
まず、
1のマットはお湯の中ではしっかり止まっていてくれません。
信頼度⤵でした。
2.浴室がやたらとデカい。
私が身長164.5センチあります。
私がゆったり肩までつかれるので母には大きすぎて恐怖だったと思います。
(お湯がいっぱい溜められるので不経済。1年中、お湯に浸かるので水道代凄いです)
3.手すりが方々についているのですが
力の弱いお年寄りには宝の持ち腐れ状態でした
リフォームに係らなかったので、完成してからの使用感しか述べられないのですが
リフォーム会社を前面に信頼しないことが一番です。
(担当者は介護に自信があると言っておりました)
結果
母は2回溺れかかり、家での入浴は数回したのみでした。
介護保険を利用して、入浴はディーサービスでお願いしました。
病状にもよりますが、リフォームが本当に必要なのか(無駄にならないように)
考える必要があると思います。