ひとつだけ「長けている人」になりたい
何をしても中途半端になってしまう私
母が編み物の機械編みをしていたこともあり
興味を持ち、ブラザーの編み物教室に通いだしたのが一番初め
20歳の頃でした
基本を学びながら、当時では珍しかったデザインを描いて
先生に製図を教えてもらいながら セーター・カーディガン・ワンピースと制作しました
可愛らしいデザインが好き
リボンをあしらったり、花柄にしたり、タックを寄せて提灯袖にしたり
編み物の先生からしたら、私は面倒くさい生徒だったのではと思います。
次に、隣町の教室へ「和服」の仕立てを習いにいきました。
花嫁道具の中の和服は半分が私が仕立てたものです。
浴衣から始まり単衣を練習。合着、あわせを縫い
ひと様の仕立てを任せてもらえるようになりました
22歳の頃です
でも、私の後ろには先生がしっかり目を光らせてくれていたからできたことです。
若気の至りで、結婚と同時に止めてしまったので残念だったのですが
シングルになったときに「あの頃、続けていたら」と思うことがあります。
手に職をもった人が羨ましく
自分のこの先の生活がどうなるのか 不安だらけです。
今は元気に働ける、明日はわからない
そんな思いがあり、自分で出来ることをしたい、見つけたいのです
その前に一人で生きるのは哀しいかなとも(笑)
ひとつで良いのです
長けた人になりたいのです
それが叶ったら、不安が少し減少するかもしれません